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Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05169-01
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データ・ストアへのレプリケーション・スキームの適用

「レプリケーション・スキームの定義」の説明に従って、レプリケーション・スキームを定義します。CREATE REPLICATION文をSQLファイルに保存します。

SQLファイルにレプリケーション・スキームを記述した後、-fオプションを指定してttIsqlユーティリティ使用すると、データ・ストアに対してSQLを実行できます。構文は次のとおりです。

ttIsql -f schemefile.sql -connstr "dsn=DSN"

例4.1

レプリケーション・スキームをファイルrepscheme.sqlに記述した後、次のように入力して、masterDSNというDSNに対してファイルを実行できます。

> ttIsql -f repscheme.sql -connstr "dsn=masterDSN"

ほとんどの場合、すべてのレプリケート・データ・ストアに対して同じスキームを適用する必要があります。ホストごとに個別のttIsqlコマンドを実行してレプリケーション・スキームを適用する必要があります。

例4.2

スキームに、ホストS1のデータ・ストアmasterDSN、ホストS2のデータ・ストアsubscriber1DSN、ホストS3のデータ・ストアsubscriber2DSNが含まれている場合は、次のように実行します。

ホストS1では、次のように入力します。

> ttIsql -f repscheme.sql masterDSN

ホストS2では、次のように入力します。

> ttIsql -f repscheme.sql subscriber1DSN

ホストS3では、次のように入力します。

> ttIsql -f repscheme.sql subscriber2DSN

レプリケーション・スキームが含まれているSQLファイルは、ttIsqlコマンドラインからも実行できます。次に例を示します。

Command> run repscheme.sql;